英語の文法を学ぶにはどの参考書を使えばいいんだろう
英語文法の参考書で「ネクステ」って聞くけど、どう使えばいいの?
大学受験の英語文法を学ぶ際、ネクステという参考書が
あなたの非常に強い味方になってくれます。
とはいえどう使えばいいか分からなくて不安ですよね。
この記事では「ネクステの特徴」と「ネクステの使い方」の2点を解説!
この記事を読めばネクステのマスター方法が分かりますよ!
英語文法の参考書「ネクステ」の特徴
ネクステの特徴
ネクステ(ネクストステージ:Next Stage)は英語の文法や語法、アクセントなどを
幅広くカバーした網羅性の高い参考書です。
大学受験に頻出の文法問題が多く掲載されており
MARCHレベルまでであればネクステ1冊で文法は殆どカバーできます。
掲載内容は下記の通りです。
語法
イディオム(熟語や慣用句)
会話表現
単語・語彙
アクセント・発音
センター試験に出てくる会話表現やアクセントなども
網羅されているため、センター試験はネクステ1冊を
完璧にするだけで高得点が取れるようになるはずです。
さらにネクステにはCDが付いています。
桐原書店(ネクステの出版社)のHPから
音声データをダウンロードすることもできますので
アクセント・発音を完璧にしたい方は耳を使って覚えるのもいいですよ。
桐原書店の音声データはこちらから。
ネクステの構成
・問題数:1474問
・ページ数:511ページ
ネクステは左ページに問題、右ページに解説が載っています。
解説が別冊になっていないのがネクステの良いところです。
別冊になっていると、解説を見ようとするたびに他の本を開く必要がありますが
横に解説があれば視線を動かすだけで確認ができます。
ネクステの実物は大きい上に分厚く、問題数も多いため覚えるのは大変です。
しかし、覚えきれば英語の長文以外はほぼできるようになっています。
赤シートも付いているので覚えやすいですよ。
ネクステはいつから使い始める?
ネクステは基本的な英単語、英熟語と文法ができていることが前提です。
なにも覚えていないところからいきなりネクステに取り組み始めてしまうと、内容が難しくて理解できず「英語難しい!!」となって終わってしまいます。
ですので、「英語の勉強を始めたばかり」という方は、まずは下記の参考書から始めることをおすすめします。
・システム英単語
・速読英熟語
・大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編
参考記事
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速読英熟語の使い方を知っていますか?効果的な使い方を解説!
「大岩のいちばんはじめの英文法」の代わりにスタディサプリを使うのもオススメです。
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ネクステの使い方
1周目はとりあえず解く・とりあえず覚える
初めて解いた問題は分からないところだらけです。
間違えまくるのは当たり前のことなので、あまり落ち込まないようにしましょう。
また、覚えるときも「とりあえず」で構いません。
ネクステを一回で完璧にできるような天才はそうそういませんので、何周もして「刷り込ませる」イメージで覚えましょう。
とはいえ、一回一回の質を高くしたいので、「完璧」を意識はしてくださいね。
覚えるのは答えではなく解説
ネクステは何周もする参考書なので、「ここの答え覚えちゃってる……」という問題がたくさん出てきます。
その時に「答えはこれ!」で終わらせてはいけません。
目指すべき場所は、答えを選んだ後に「これが答えの理由はこの~~が……だから」と解説できるようになることです。
さらに、「これ以外がダメな理由は~~が……だから」と答え以外も解説できると理想的です。
また、解説は声に出したり紙に書いたりしてアウトプットするようにしましょう
頭の中で説明するだけだと、細かいところを曖昧なままにしてしまう可能性があります。
アウトプットすることで理解が甘いところを把握できますので、「完璧な理解」を目指して読み込んでください。
分からないところは「Evergreen」
ネクステを読んでいると、どうしても分からないところが出てくると思います。
そんな時は「Evergreen」という参考書を読みましょう。
Evergreenは他の参考書のように最初から最後まで読む必要はありません。
何か分からないところが出てきたとき、「辞書」として使うようにしましょう。
全部読もうとすると、めちゃくちゃ時間がかかってしまいますよ。
なお、同じような参考書で「Forest」という参考書もあります。
「家にForestがある」「近所の書店にForestしかない」という場合はForestでも問題ありません。
ただ、「どっちにしたらいいんだろう」と悩んでいる方は「Evergreen」を買いましょう。
※EvergreenはForestの改訂版のような参考書のため
英語の勉強のためにネクステを使った感想
MARCHを受けるにあたって私も英語文法の参考書としてネクステを使っていました。
私はスタディサプリのおかげで基礎文法が出来ており、単語熟語の参考書を終わらせてすぐネクステに入ることができました。
感想としては「最後までずっと手放せない!!」参考書です。
センター試験の過去問を解いたとき、直前にネクステをやりこんでるかどうかで点数が変わるんですよ。
センター試験問題の前半はアクセントや文法など、ネクステの完成度がそのまま得点につながるところが多いんです。
私大の一般試験も文法問題は毎回出るので、得点源にできます。
ネクステは一つの文法に対していくつか問題を出してくれるので、様々な観点から文法について考えることができるのはありがたいです。
深く理解できれば、入試本番で応用的な問題が出ても対処できるようになります。
嫌気がさすほど何周もしたおかげでネクステをかなり完璧にすることができました。
センター英語で190点を取れたのもネクステのおかげだと思います。
「直前期までやる」というより「直前期ほどやる」のをおすすめします。
ネクステの解説【まとめ】
ネクステは高い網羅性と見やすい配置、さらに音声データを使って勉強できるなどかなり使いやすい王道の参考書です。
もし英語文法の参考書で悩んでいる方がいれば、この1冊を買って「完璧」にするようにしましょう。
大学受験勉強での心強い味方になってくれますよ。
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