どれだけ勉強しても、必要な書類を出せないと
受験自体できない可能性があります。
でも大学受験に必要な書類について
現役生は学校から教えてもらえますが
浪人生や社会人だと教えてくれる人がいないですよね。
発行が必要なことを見落としていたり
発行方法が分からないことも多々あります。
この記事では浪人生や社会人が
「この2つの書類をどうすれば入手できるのか」
「入手できない場合の対処法」
について解説します。
大学受験で必要な書類「卒業証明書」「調査書」の入手方法
卒業証明書、調査書とは?
卒業証明書は卒業式でもらう卒業証書とは別の
「卒業したことを証明する書類」です。
調査書は「学校生活に関して書かれた書類」です。
(成績、出欠記録、その他の活動等)
入手方法
2つとも出身高校に発行依頼をします。
主な依頼方法を2つご紹介していきます。
1.直接高校に行く
高校の窓口に「卒業証明書と調査書を発行してもらいに来ました」と
伝えれば、すぐに理解してくれて発行方法を教えてくれます。
ただし、調査書は発行依頼から1週間、あるいはもっとかかることもあります。
高校に何度も行きたくない方は、事前に電話で依頼をすると
一回で済むこともあるので、一度高校に電話してみるのもオススメです。
2.郵送で依頼する
高校に行かなくても郵送で終わらせることも可能です。
交通費や時間を節約できますが
発行申請書を印刷しなければならなかったり
定額小為替を用意しなければならなかったりと手間が増えます。
出身高校のHPに「卒業生はこちら」や「証明書発行」などの
ページはありますか?
もしある場合、そこに詳しく依頼方法が書いてあります。
依頼方法は学校により異なり、学校によっては
「ネットで発行依頼」もあるようなので
高校HPをぜひご確認ください。
発行依頼時の注意
卒業証明書などを発行するなんてあまりないことですよね。
そのため、意外なことを見落としていたり知らなかったりして
発行に手間取ることがあります。
ここでは発行するときに注意しなければならないポイントを5つ解説します。
1.書類発行は無料じゃない
高校によって値段は異なりますが
1部につき数百円ほどかかるのがほとんどです。
2.原則、発行依頼は本人が行う必要がある
発行依頼は本人が行う必要があります。
勉強が忙しくても家族や友人に任せてはいけません。
身分証明書の提示を求められる場合もありますので、自身で行くようにしましょう。
3.卒業年度や卒業時のクラス、担任を聞かれることがある
高校卒業から何年も経ってる社会人の方だと
卒業時のクラスや担任を覚えてない可能性もありますよね。
4.発行に時間がかかる
前述の通り、調査書は発行に時間がかかります。
早ければ1週間以内に発行してもらえますが、高校の状況によっては
もっとかかる場合もあります。
5.調査書は「厳封」
調査書は「厳封(発行後、封筒に入れたまま未開封の状態のこと)」でないと
大学側に認めてもらえません。
私はそれを伝え忘れて、2回目の発行依頼をすることになりました。
また、卒業証明書については厳封の指示がないことがほとんどですが
不安であれば卒業証明書も厳封してもらいましょう。
書類が入手できない場合はどうするの?
高校で書類が発行できない
高校側が成績に関する記録を保管するのは5年程。
それを過ぎると調査書の発行ができなくなります。
おそらく大学の入試要項に
「発行できない場合は○○の書類を提出してください」とあるはずです。
また、たまに発行できない場合の対処法を書いてない大学もありますので
その場合は直接大学に問い合わせましょう。
統廃合で高校自体がない
この場合は入試要項にも対処法の記載がないことが多いです。
「卒業証明書」「調査書」の入手方法【まとめ】
入手方法や高校に依頼する際の注意事項を解説しました。
「書類の発行」という文面だけで見ると難しそうですが
一度やってみると予想以上に簡単だと分かります。
もしまだ不安な方は、とりあえず高校に電話してみましょう。
慣れているはずなので、詳しく教えてもらえますよ。
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