「大学受験勉強のやる気が出ない」
「参考書を開く気が起きない」
長い勉強期間の中で、やる気が出なくなる時期というのは誰にでもあるもの。
大切なのは「やる気が出ない」ことよりも「なくなったやる気をどう取り戻すか」です。
今回は「焦りはあるのにやる気が出ない方」に向けて、やる気を出す方法を9つご紹介します!
家から出なくてもいいものを7つ、家から出て行うものを2つ紹介しますので、やりやすいものから試してください。
家から出ずにできる、大学受験勉強のやる気を出す方法7つ
やる気を出す方法1:声を出す
部屋にこもって勉強ばかりをしている方は、意外と声を出すだけでやる気が出ます。
この時、できるだけポジティブなことを言うようにしてください。
「疲れた」「だるい」などを声に出してしまうと、やる気が出るどころかさらになくなる可能性もあります。
ポジティブであれば話すことなんてなんでもいいです。
「あー勉強してえ」「今日は天気がいいな」「今なら変身できる気がする」
家族と話したり友達と話すのもいいのですが、それだと予想以上に話しこんじゃうかもしれないです。
ですので、小さな声でもいいのでポジティブなことを何か言ってみましょう。
言うことがなにも思いつかない方は次の言葉を言ってみてください。
「なんか行ける気がする!」
仮面ライダーのセリフですが、なんだかこれを言うと気持ちが明るくなりませんか?
やる気を出す方法2:目標を決める
目標がぼんやりしているとやる気は出ませんよね。
もし「目標を決めてない」ことが原因なら今から「今日1日の目標」を決めましょう。
それも抽象的なものではなく、具体的でかつ「成果」が分かるものにしましょう。
「成果が分かる」とは、「目標を時間で決めない」かつ「成長が実感できる」ことです。
「物として残せる」とさらに理想的。
「物として残せる」というのは、例えば英語であれば「仮定法を文字や図を使って、仮定法を知らない人が理解できる説明を紙に書く」
数学であれば「○○の公式を導く式を書いてみる」などです。
「物として残せる」という条件はちょっと難しいので、「目標を時間で決めない」「やったことが分かる」だけは達成してください。
具体的には「英単語帳を30分読む」ではなく、「英単語を50個覚えて、後でテストする」だったり
「数学の参考書を1時間やる」ではなく「数学の参考書を2問解く」などです。
この方法で目標を決めれば、「その日自分がやるべきことが分かる」だけでなく、勉強後に「1日ごとに自分が成長してる」ことが分かるので、やる気が出てきます。
短期的なやる気だけでなく、長期的なやる気も出すことができるのでかなりオススメです。
やる気を出す方法3:模試を受ける
「ある程度自分に実力がついてきたな」と感じているのであれば模試を受けてみましょう。
「何ヶ月も先の大学受験本番」だと期限が先過ぎてやる気が出ないかもしれませんが、「2週間後の模試」と直近で試験があるとなれば話は変わってきますよね。
様々な予備校のHPを見てみれば、模試はたくさんやっています。
やる気が出るだけでなく、場慣れできるというメリットもありますよ。
やる気を出す方法4:がっつり寝る
睡眠は非常に大切です。
なんて当然すぎる話ですが、意外とおろそかにしてる人って多いんです。
「やる気が出なくて午前中に勉強ができず、午後に詰め込んだら寝る時間が遅くなった」なんて経験ある人もたくさんあるんじゃないでしょうか。
そんな方は、1日の勉強計画が多少崩れたとしても、とりあえず早く寝てちょっと遅めに起きましょう。
その際、寝る直前までスマホやパソコンを見るのはやめましょう。
せっかくの睡眠が浅くなって効果が減ってしまいます。
また、朝起きたらできるだけすぐに朝日を浴びに行きましょう。
日光を浴びることで体が目覚めるので、より気分が軽くなって勉強に取り組めるようになるはずです。
やる気を出す方法5:参考書で遊ぶ
よく「参考書をとりあえず開こう!」とか「5分だけ勉強しよう!」というやる気を出す方法を見かけませんか?
正直言って、「それができたら苦労しない」ですよね。
ただ、少しでも勉強を始めればやる気が出てくるというのも事実です。
となれば問題は、「やる気が出ない中でどうやって参考書を開くか」です。
それがこの「参考書で遊ぶ」という方法です。
遊び方の中で簡単なものは、「ページ指定ゲーム」と「ページ当てゲーム」の2つ。
ページ指定ゲーム
まず初めに「適当なページ数」を指定します。
そのあと、参考書の指定したページを一発で開けるよう遊ぶゲームです。
ページ当てゲーム
参考書を適当に開き、そのページをあてるゲームです。
この2つなら「勉強しなきゃ」と考えることなく参考書を開くことができます。
一度開いてしまえばこっちのもの。
開いたページに書いてあることが気になって読み始め、気づいたらやる気が出ているはずです。
やる気を出す方法6:危機感を煽る
あまりポジティブな方法ではありませんが、危機感を煽ることで無理やりやる気を出すという手もあります。
落ちた場合のことを考える、過去問を解くなど、方法は様々。
詳しい解説は別記事で書いていますので、「もう危機感を煽るしかやる気を出す方法がない」という方はチェックしてみてください。
大学受験に対する危機感がない……解決方法はあるの?
7.休む
なにをどうしてもやる気が出ないときはあります。
私もその経験はあります。本当にその時期はつらいですよね。
その時はいったん勉強をやめましょう。
何日も休むのは避けるべきですが、丸1日何もしないくらいならOKです。
今日1日無理して勉強するよりも、がっつり休んで翌日から頑張る方が勉強の質が高いことがあります。
休息日を作るときは勉強のことは忘れてください。
ゲームをするでも友達と遊ぶでもYouTubeを見て過ごすでも構いません。
もしその途中でやる気が出れば勉強を再開しましょう。
やる気が出なかったら多めの睡眠をとって、次の日から頑張りましょう。
家から出て行う、大学受験勉強のやる気を出す方法2つ
やる気を出す方法1:運動する
家から出て運動するだけでも頭が冴えて勉強する気になることがあります。
運動といってもランニングとかスポーツをする必要はありません。
近所を5分~10分程度歩くだけでもけっこう効果があります。
ちょっと遠めの本屋に行くとか、ちょっと遠めの場所にご飯を食べに行くとかでも問題ありません。
もしずっと家にいるなら、外出するだけでも効果があるかもしれませんよ。
やる気を出す方法2:志望大学に行ってみる
少しハードルが高いですが、かなり効果のある方法です。
オープンキャンパスに行ければ一番良いのですが、オープンキャンパスをやっていなければ大学の前に行くだけでも構いません。
大学を生で見ると「大学に通う自分」をかなりイメージしやすくなり、「大学に行きたい」という気持ちを再燃させてくれます。
時間も交通費もかかるかもしれませんが、その分長続きする「やる気」を手に入れられるのでめちゃくちゃオススメです。
大学受験勉強のやる気を出す方法【まとめ】
大学受験勉強のやる気を出すにはいろいろな方法があります。
今回紹介した9つのうち、どれか「これならできる」ものはあったでしょうか。
時間もお金もかからない方法が多いので、あなたの夢のためにもどれか実践してみてくださいね。
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