「大学受験の不安で死にそう」
「もう嫌だ、逃げたい……」
大学受験に不安はつきもの。
不安に潰されそうになっている人も多いと思います。
私も受験が近づくほど不安が大きくなって夜寝るのも大変でした。
ただ、どうやっても不安は消えることはありません。
そのため今回は、「不安を和らげる方法」と「不安とうまく付き合う方法」を解説していきます。
大学受験の不安は何が原因?解決策も紹介
1.受かるかどうか分からない
大学受験の目的はもちろん志望校に合格することですよね。
だから、頑張れば頑張るほど不安も大きくなっていきます。
「これだけ勉強したのに落ちたらどうしよう」
「今までかけた時間や周りからの期待を裏切りたくない」
積み上げたものが高くなるほど崩れた時のショックを想像してしまうものです。
この不安を和らげるためには、勉強するしかありません。
「落ちたらどうしよう」を「落ちるわけがない」まで持っていければ不安もだいぶ減ります。
高く積み上げるほど不安を大きくさせる努力も、突き抜ければ自信になってあなたを支えてくれますよ。
2.成績が伸びない
頑張って勉強しても成績が伸び悩む時期はありますよね。
「過去問の点数が上がらない」「模試の合格判定が同じまま」
でも安心してください。
あなたがちゃんと勉強している限り、全く伸びていないなんてことはあり得ません。
ただそれが目に見えにくいだけです。
ですので、単語のテストを作ってみるとか、漢字の問題を作ってみるとか、数字で成長を実感できるテストを適当でもいいので作ってみてください。
努力には形がないので、自分がどれくらい積み上げたか分かりません。
それを目に見える形にする工夫をちょっとするだけで、あなたは自分が今どれだけ成長したかを見ることができますよ。
3.周りと比較してしまう
「友達はA判定を取ってるのに私は……」「みんなはこの問題すぐ解けるのに……」
周りと比較すると、自分が人一倍できていないように思えてしまいますよね。
特に、自分と同じくらいだと思っていた学力の友達が自分よりも成長していると不安はかなり大きいはずです。
ですが、そのお友達は同じ大学を目指していますか?
同じ大学だとして、その友達にあなたはすべて負けていますか?
友達が違う大学を目指しているのなら、友達がどれだけ高得点を取っていても関係ありません。
それに、同じ大学の同じ学部を目指しているとしても、「すべての分野で負ける」なんてことはそうそうないんです。
「長文は負けてるけど文法なら勝ってる」「微分積分は惨敗だけど、確率は圧勝してる」
こんなこともあります。
そして、問題は毎年違いますから点数を抜かすことだってあるかもしれません。
ただ、「そう考えればいいよ」と言われたって「はい分かりました」とはできませんよね。
その場合は、「勉強を教えてもらう」「距離を取る」のどちらかがオススメです。
「友達の方が何となく優れてそう」とあいまいなままにするから不安なんです。
勉強を教えてもらって実力差を具体的に知ることができれば「不安」は「モチベーション」に変わりますし、距離を取って点数などの情報を一切入れないようにすれば差を知ることはありません。
ふわふわなままで終わらせるのではなく、怖くても「実力差をはっきりさせる」ことを意識しましょう。
大学受験の不安を減らすそのほかの方法
これまでは原因に基づく解決法を紹介してきましたが、下記3つはどれにも使える方法です。
簡単な方法なので、気が向いたときにやってみてください。
寝る
睡眠は体にも心にも影響してきます。
勉強のためにといって睡眠時間を減らしていませんか?
不安に勝つために勉強をするのも良い方法ですが、たまにはしっかり寝てくださいね。
声を出す
マイナスなことでもプラスなことでも構わないので、声を出してみましょう。
大声を出す必要はありません、自分にだけ聞こえるようなボリュームでいいですよ。
注意点としては、マイナスなことを言った後は適当でもいいのでプラスなことも付け加えましょう。
例:「私なんかが○○大学に合格なんて無理……と言いつつ受かるんだけどね!」
「勉強疲れた……よく頑張ってるよ俺!」
こんな感じでいいですよ。
運動する
運動のメリットは科学的にも証明されているものばかりで……というのはいちいち説明しなくてもご存知だと思います。
ただ、勉強に集中したいから運動することを遠ざけちゃいますよね。
ですので、「運動する」ではなく、「ちょっと遠いけど○○に服を見に行く」「予備校にいつもより早足で向かう」くらいで、日常の中にほんの少しだけ運動を取り込んでください。
それで慣れていったら少しずつ「ちゃんとした運動」を取り入れましょう。
余裕が出てきたら筋トレもおすすめです。
大学受験の不安との向き合い方
不安の減らし方を紹介してきましたが、どれだけこの記事に書かれていることを実践しても不安をゼロにすることはできません。
それで良いんです。
あなたが不安を感じているのは、それだけ努力を積み上げてきたからです。
その不安は恥じるものではなく誇るべきものなんです。
不安を感じている自分を責めず、受け入れてあげてください。
不安は減らなくても、心は軽くなるはずですよ。
大学受験の不安に潰されそうなあなたへ【まとめ】
・受かるかどうか分からない
・成績が伸びない
・周りと比較してしまう
不安を感じる理由は様々です。
もしかしたらこの3つではない、「もっと抽象的な不安」を感じているかもしれません。
その不安もあなたが努力してきた証拠です。
不安を抱えていることに誇りをもって、また合格に向けて歩き出しましょう。
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