慶應義塾大学って補欠合格はあるの？どれくらい合格するの？

合格発表がされ始めるこの時期、慶應義塾大学で「補欠合格」となった場合

自分が繰り上がって合格になるのかこのまま不合格になってしまうのか不安ですよね。

そこでこの記事では、慶應義塾大学の入試で補欠合格となった際に、どれくらい繰り上げ合格となったのかを解説します！

6年間のデータを表にしていますので

ぜひ参考にしてください！

慶應義塾大学大学の補欠合格

2017年から2022年までの6年間における
補欠合格者、繰り上げ合格者、繰り上げ合格率は以下の通りです。

2017年度から2020年度までは30％前後でしたが2021年度は補欠合格者のなんと50%以上。

2022年度はさらに上がり60％を超えました。

2022年度については学部ごとに細かく見ていきましょう。

学部ごとの補欠合格はこの通りです。

学部・方式		補欠合格者	繰上合格	合格率
文学部		300	179	59.7%
経済学部	A方式	264	248	93.9%
経済学部	B方式	130	82	63.1%
法学部	法律学科	48	48	100.0%
法学部	政治学科	49	12	24.5%
商学部	A方式	376	154	41.0%
商学部	B方式	185	89	48.1%
医学部		119	44	37.0%
理工学部		523	355	67.9%
総合政策学部		129	82	63.6%
環境情報学部		111	86	77.5%
看護医療学部		55	8	14.5%
薬学部	薬学科	83	54	65.1%
薬学部	薬科学科	77	63	81.8%
合計		2449	1504	61.4%

全体的に合格率が高い学部が多いですね。

そして法学部法律学科は全員が補欠合格から繰上合格しています。

つまり、繰上合格率１００％です。

ただし、当然低い学部もありますのでその点は注意しましょう。

みなさんは「定員厳格化の緩和」をご存知ですか？

今まで「定員ギリギリまでしかとっちゃいけないよ」と言われていたのが、少しだけ調節しやすくなるのです。

そうなるとどうなるか。

定員ギリギリを狙って合格者を出さなくてもよくなり、少し余裕を持たせられるので、合格人数に不足が出にくくなります。

そのため補欠合格になっても、不足がないために繰り上げさらにくくなるのです。

つまり「補欠合格から繰り上がる人数が減る」可能性が高いのです！

そしてこの定員厳格化の緩和がされるのがちょうど2023年度の入試から。

そのため、2023年度の入試では補欠合格になっても繰り上がりに期待はできないかもしれません。

慶應義塾大学では、入試の合格発表日に補欠合格も同時に表示されます。

なお、合否結果は「合格」「一次合格」「補欠」「不合格」の４つで発表されます。

慶應義塾大学では、通常の合格者発表と同時に補欠合格者も発表されます。

各学部の合格発表日は下の表にまとめましたので、自分の学部をご確認ください。

※合否確認は発表日に午前10時から確認できます。